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■Apple M1チップはどう?と思ったんで、解説。 (2020/11/18 / 詳細表示)

 とあるYoutuber解説話の前提条件がそもそも間違っているところがあります。
 
 「Intel=ハイパワーCPU、ARM=エコCPU」って思い込みがね・・・
 確かにそれぞれがそういう設計思想でもって開発されてきているから
 設計思想のルーツに関して言えばそのとおりなんですが・・・
 
 今の時代「本当に力が必要なのところは実はCPUじゃ無いんだよ?」って話。
 ビットコインの採掘やら、動画エンコード勝負で十分わかってると思うけど、
 今どきのパソコン性能勝負はCPU単体勝負じゃなくて
 どうやってGPUに絶えずデータを投げ込み続けるか?
 ・・・・・・これにかかってきてるといっても過言ではないわけでして・・・・・・
 
 これはちょっと前のスーパーコンピュータでも同じで、IntelCPU束ねるクラスタよりも
 IntelCPUをバケツ運搬係にして「GPUで計算量稼ぐ」というのが業界トレンドでした。
 
 
 今回のApple M1チップの最大の価値は
 「CPUとGPUとRAMがCPU内部で直結している」って事。
 若干遠いところに大火力揃ったキッチンをつくって人海戦術で運ぶ(Intel式)のと
 電子レンジや圧力鍋などの電動調理器をそろえて時短調理する(Apple式)で
 どちらが速く終わりますか?というお話なんだよね・・・・
 (比べるまでなく圧力鍋や電子レンジがあるほうが意味がでかい。)
 
 ただでさえ今どきの動画エンコードとかCGレンダリングなんて、
 CPUじゃなくてGPUに圧倒的に向いたお仕事なんだしさ・・・・、
 すでに開発者側も「そういう方向性でプログラムを組む」よね。

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