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■ 店頭デモ品(走行距離 0km)の ”COSWHEEL SMARTEV”を購入。

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半年ほど店頭で陳列されていたけど「免許必要&ナンバー取得が必要なためテスト走行できない」為、
なかなかその便利さが伝わらないCOSWHEEL SMARTEV。(これは正直展示の方法が悪かっただけ...)
しかもあっという間に後継機種が発表されディスプレイする意味が(以下略)になってしまいましたw

まず必ずやること。
・原付きナンバーの取得
・自賠責保険の加入
・ヘルメットの購入

足漕ぎペダルがついているとはいえ、こいつは ”電動版のモペット” なので法律上必須。
この3つに関しては法律上必ずやらなければいけないこと。偽装電動アシスト自転車は絶対だめです。
ナンバーの取得は取得する市町村によって必要提出物がかわるのでその指示にしたがって用意します。


■ 原付きナンバーの取得。埼玉県三郷市の場合

軽 自動車税(種別割)申告(報告)書兼 標識交付申請書(原動機付自転車・小型特殊自動車)
原 動機付自転車等譲渡(販売)証明書
・取扱説明書にある「仕様」のページのコピー
・商品自体の「全体図」「車体番号」それぞれの実物写真を印刷したもの。
・申請者本人なら運転免許証。

譲渡証明書用意できなければ下記のものが必要になるようです。
・車体番号刻印のところを石刷り(刻印の上に紙引いて刻印番号の上で鉛筆左右させて移したもの)

 原付オートバイ相当品の扱いに関してはどこの市町村でも似たようなものみたいです。


■オートバイなのか自転車なのか?という根本問題

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電動バイクという新しいジャンルの製品であるということもあるが、
オートバイ屋でも自転車屋でもこの商品は面倒を見てれくれない。
販売店ですらサポートを自前でやってないこともあるので「面倒を誰がみるのか?」は超重要。
一応、原付一種に区分されるオートバイなので、特に車検等の法定システムは存在しないけど。
私自身は全部自分で部品交換&メンテナンスする前提で購入しておりますが、そこは事前確認が必要。

中華製品あるあるで「安く作るためメンテナンスしやすさ二の次」ってことがあるので実物チェック。
購入前に判別できると良いんですがサムネじゃわからんですよね
(実物展示しているところもないですし・・途中で仕様変更されたところもありますでしょうし..)

★気になるところ:バッテリはとても脱着しにくい。
 SMARTEVはバッテリ脱着するときにはシートを完全に外す必要があります。
 屋外で充電するならそれもいいんですけど・・・雨天時などのは正直怖いんですよね・・・・
 自転車と同じレバーをひねるタイプなので工具自体は不要なんですけど、チョト面倒。
 後継の「mirai」シリーズはシートはフレーム固定タイプに変更されています。
 (元々はバッテリ盗難防止用の工夫デザインなのかなーと思いましたが・・・・いつか軸加工しよう!)

★気になるところ:ナンバープレートの取り付けは微妙
 後継の「mirai」シリーズからは泥除けの上にナンバー&テールランプを装着するのですが、
 SMARTEVはシート後部にぶら下げる形。・・これは後部荷台つけるとナンバー移設が必須。

★気になるところ:後輪タイヤの外しやすさ
 モーターは後輪と一体型のタイプではありますが、パンクなどで後輪タイヤを外すこと考えられる。
 一旦パンクしてしまうと後ろ周り全バラしなければならないので、ここのメンテナンス性は超重要。
 シマノ製 7段タイプが採用されている上、ホイール軸とは別箇所に固定されている為、
  チェーン切り離し ⇒ モーターコネクタ脱着 ⇒ ナット緩めるで後輪外れるので◎。

 ホイール軸、ディレイラー軸、荷台軸が同一ボルト上にあるメンテ性が皆無な製品もあるもんね。

■ 購入店でフルチャージしてもらってから自宅までドライブするぜ!

無事ナンバープレートを取得したので、自分でナンバープレート装着して自宅までドライブ。
GoProの自転車マウントとか一切用意してなかったので、そのまま撮影もせずドライブ。
カタログスペック上では航続距離50Kmだけど、予定移動距離はGooglemap上で20Km弱だから十分。
小一時間のドライブで色々気になるところもわかると思いますw

結論:コイツはオートバイという製品のカテゴリに類するものではなくて、
   MTBにバッテリとモーターをつけて気持ちアシスト機能つけたものである
   (フレーム内にバッテリを搭載してる分、安直/チープな製品ではない)


 アクセルワークの代わりにペダルの回転をトリガーにしているだけという状況なので、
 かるく回しているだけで強力なアシストがかかりってしまうので、足でかけているトルクと
 一切比例しないので、かるくペダルを回しているだけで あっさり30kmまで到達してしまう。
 (とはいえ、ナンバープレートがついているので歩道走行はできないんだよね・・・)

■ ”COSWHEEL SMARTEV”は自分にとってどうだったか?

短距離移動のコミューターとしてであれば、間違いなく◎です。
最寄り駅までの通勤移動、ちょっとした買い物行くための移動に使うなら、必要十分ですから。
ただ最高速度がカタログ上 45Km/h(実際は40Km/hでりゃ御の字) なので、幹線道路は走りにくい。
金額に関して言えば。割増感がすごい。中国で免許不要クラス時速25kmで10万ちょいなんだもん。
 参照URL ⇒ 中国で電動二輪車「Honda Cub e:」「Dax e:」「ZOOMERe:」を発表
 参照URL ⇒ 【詳報】電動ダックスは約11万7000円、ICチップのキーレスに高出力モーターを装備

純正キャリアが入手困難すぎるもんだから、試行錯誤してして【社外製 リアキャリア】つけたり、
荷カゴつけるとナンバープレート隠れちゃうから、テールランプ&ナンバープレート移設したり
ブレーキが効き甘すぎるから、SHIMANO謹製ブレーキに付け替えようとか・・と色々手がかかるww
そう考えると「自分ではメンテナンスできません」というタイプの人にはオススメできないよね。

どう考えても "機械イジり好きにの為のガジェット" になってしまっている。

自作PCいじりや、ジャンク修理に飽きてしまった自分には久しぶりに楽しめるアイテムなのですが..